ポイントは“適正”に加圧することで、血が止まってしまうことはありません。
適正に血流を制限すると、腕や脚に血液がプーリング(滞留)していきます。
すると、行き場を失った血液は今まで血の流れていなかった場所に流れるようになります。 東京大学の石井直方教授らの研究を通して、体はきついトレーニングを続けたときと
同じ状態になっていると考えられています。
この状態でトレーニングを行うと、軽い負荷でも大きな負荷をかけたときと同じ効果が得られるのです。
さらに、脂肪を燃焼させたり、肌の弾力を維持させたりする働きのある、成長ホルモンの
分泌量が増大します。
除圧後は血行がよくなるので、冷え性の改善や肩こりの緩和も期待できます。
加圧トレーニングの6大効果
効果① ダイエット効果
加圧トレーニングを行うと増大する成長ホルモンによって、太りにくい体になります。また、トレーニングによって筋肉が増えると、脂肪が燃焼しやすい体になります。
効果② 血行促進
加圧と除圧を繰り返すことで、血管に弾力がよみがえります。血行がよくなり、血流量も多くなるので、新陳代謝が活発になります。
冷え性や肩こりなどの不調を改善します。
効果③ 回復力アップ
加圧をすると肉離れ、ねんざなどのケガの回復が早くなるという研究データがあります。成長ホルモンによって、筋肉や人体の修復が早まると考えられています。
効果④ 筋力アップ
軽い負荷で高い効果が得られるので、トレーニングを続けやすいのが特徴です。さらにケガなどもしにくいので、老若男女だれでも実践できます。
効果⑤ 若返り、美肌、アンチエイジング効果
加圧をすると通常の約290倍もの成長ホルモンが分泌されたという研究結果が出ています。成長ホルモンは、肌のハリやツヤを取り戻し、脂肪のつきにくい体にしてくれます。
効果⑥ 安眠効果
加圧をすることで、適度な疲労感と血行が促進されることにより、快適によく眠れます。